生理周期が乱れた。排卵日前後がつらい。私の体に起きた静かな変化
今日は、ここ2年ほどで私自身が感じている生理周期の変化と心の揺れについてお話ししてみようと思います。
40代に入ってから、以前と少しずつ違ってきた私の体。
とくに、生理と排卵のリズムに“違和感”を感じるようになりました。
「あれ、もう来た?」—23〜30日で変わる周期
以前は31日前後で安定していた生理周期が、
最近は23日だったり30日だったりと、バラバラになってきました。
経血の量も少しずつ変わってきたような気がします。
「これが“年齢のせい”なのかも」と思いながらも、どこかまだピンときていなかった日々。
でも、排卵日前後の気分の落ち込みで、私はハッとしました。
生理前より、排卵日のイライラがつらい
私にとっては、生理前のPMSよりも、排卵日前後のイライラが強くなったことがとても大きな変化でした。
◆急に怒りっぽくなる
◆泣きたくなる
◆家族に強く当たってしまって、あとで落ち込む
自分でコントロールできない感情に、少しだけ怖くなるような、そんな感覚でした。
調べて気づいた。「これは私だけじゃない」
この変化をきっかけに調べてみると、
40代はホルモンバランスが乱れやすい「プレ更年期」にあたる時期だと知りました。
特に排卵日前後には、エストロゲンの急な変化が影響し、
気分の揺れが起こりやすくなるそうです。
「そっか、私だけじゃないんだ」
そう思えたとき、少しだけ肩の力が抜けました。
私が選んだ、“整える”ためのやさしい習慣
変化に気づいてから、私は自分にこんなことをしてあげるようになりました。
◎ 周期を知る
生理と排卵をアプリで記録する
◎ 排卵日前後は“感情が揺れる日”とラベルをつけておく
◎ 食とスケジュールの見直し
鉄分、マグネシウム、大豆製品などホルモンをサポートする食材を意識
◎ 排卵日前は“何もしない日”をカレンダーにあらかじめ入れておく
◎ そして、自分に声をかける
「今は揺れてるだけだよ」
「何もしなくていいよ」
「今日は甘えていい」
以前は「もっとがんばらなきゃ」と自分を叱っていた私。
今は思いきって、“自分にあまあま”な日をつくるようにしています。
そのほうが、心がふっと軽くなって、整っていく感じがあるんです。
婦人科健診にも行ってきます
それからもうひとつ。
こうした体の変化に気づいたときほど、婦人科の定期健診を忘れずに…と自分に言っています。
去年の健診では、医師の一言にとても救われました。
「年齢的に自然なことですよ、よく気づかれましたね」と。
今年も、そろそろ行こうと思います。
自分の体の“今”を確認するために。安心を持ち帰るために。
40代は、自分を整えるチャンスかもしれない
生理周期の乱れや、排卵日前の気分の波。
それらを感じたとき、私たちはつい「私、おかしいのかな」と不安になります。
でも今の私は、「これが今の私」って受け入れてあげることも、
整える暮らしのひとつだと思えるようになりました。
無理に元気でいなくていい。
あまあまな日があってもいい。
40代の体と心を、やさしく抱きしめるような暮らしを、
これからも大切にしていきたいと思います。