生理は「非常時を選ばない」
災害は、こちらの都合を待ってくれません。
体調が万全の日とは限らない。
生理中かもしれない。
排卵前で不安定な時期かもしれない。
40代になると、
周期が揺らぎやすくなり、
「予定通り」が通用しないことも増えてきます。
だからこそ、
防災の備えに生理を含めることは、
特別なことではなく、前提条件。
“想定外”ではなく、
“想定しておくもの”。
その視点が、
心の余裕を守ります。
生理用品1周期分+αの理由
防災リストには、
「生理用品」とひとこと書かれていることが多い。
でも本当に必要なのは、
1周期分+α。
なぜなら、
・周期のずれ
・出血量の変化
・交換頻度の増加
・避難生活のストレスによる乱れ
これらが重なる可能性があるからです。
避難所では、
すぐに補充できないこともあります。
ナプキン、タンポン、吸水ショーツなど、
自分が安心できるタイプを。
「足りるかな」と不安になる量ではなく、
「これなら大丈夫」と思える量を。
それだけで、心は落ち着きます。
携帯ビデ・おりものシートという小さな安心
水が自由に使えない環境では、
清潔を保つことが想像以上に難しくなります。
携帯用ビデやデリケートゾーン用のウェットシートは、
ほんの小さなアイテムですが、
安心感はとても大きい。
おりものシートも、
生理中だけでなく、
下着を清潔に保つための助けになります。
40代の体は、
ホルモン変化により
分泌物やかゆみが増えることもあります。
「これくらい我慢できる」と思わずに、
快適さを守る備えを。
それは贅沢ではなく、
尊厳を守る行為です。
蒸れ・かぶれ・感染リスク
長時間交換できない。
汗をかく。
洗濯が十分にできない。
そうした環境では、
蒸れやかぶれが起こりやすくなります。
小さな炎症でも、
かゆみや痛みが続けば、
心の余裕は削られていきます。
さらに、免疫力が落ちやすい非常時には、
感染リスクも高まります。
だからこそ、
・通気性のよい下着
・替えの下着
・デリケートゾーン用保湿ケア
といった備えも、
“美容”の範囲として考えていいのです。
きれいに見せるためではなく、
快適に生きるためのケア。
それが、非常時には特に大切になります。
「我慢しない備え」が心を壊さない
避難生活では、
多くのことを我慢します。
でも、
体の不快感まで重なると、
心は静かに疲弊します。
生理中の不安。
漏れの心配。
においへの気遣い。
それらを抱えながら過ごす時間は、
想像以上に消耗します。
だからこそ、
“我慢しない備え”を。
十分な生理用品。
清潔を保つ小さな道具。
自分を守るための選択。
それは、
わがままではありません。
非常時でも、
自分を粗末にしない。
それが、
心を壊さないための静かな備えです。
40代からの“私を守る備え”。
完璧でなくていい。
でも、想像しておくこと。
それが、
未来の自分を支えてくれるはずです。

