先日、スーパーBIORALで「鳥取県産の有機きのこセット」を見かけました。
中身は、有機生椎茸・有機ひらたけ・有機たもぎだけの3種類。
どれもふっくらとしていて、みずみずしい。つい手が伸びて、カゴへ。
その近くのチーズ売り場では、グラスフェッドチーズを発見。これも今夜の料理に加えたいなと思い、購入。
米粉と豆乳でホワイトソースを作り、きのこと鶏肉のグラタンに仕上げました。
でも、ふと気になったのです。
「きのこって、実際どんな栄養があるんだろう?」
なんとなく体に良さそうとは思っていたけれど、改めて調べてみたら、その栄養価の高さに驚きました。
今日はその気づきを、シェアしたいと思います。
きのこが「整える食材」と呼ばれる理由
きのこ全般に共通して豊富に含まれている栄養素は、実は40代以降の女性の体調管理や美容、健康維持にとても役立つものでした。
栄養素 主なはたらき
さらに、きのこは低カロリー・低糖質・低脂質。
食べごたえがあるのに、胃腸にやさしく、ダイエットや生活習慣病予防にもぴったりの食材です。
今回の3種のきのこ、それぞれの個性と働き
私が今回手に取った「鳥取県産の有機きのこセット」に入っていた3種類は、見た目も香りも、どれも個性がありました。
それぞれの特徴も少しご紹介します。
① 有機生椎茸
◎ 100gあたり約19kcal。食物繊維4.2g。
◎ 紫外線に当てるとビタミンD2が増える性質があり、日光に干してから使うと栄養価UP。
◎ 風味が濃く、煮物にも炒め物にも活躍。
② 有機ひらたけ
◎ β-グルカンが豊富で、免疫力のサポートに期待。
◎ カリウムも多く、血圧の安定やむくみ対策にも役立つ。
◎ クセがなく、スープやパスタに入れても美味しい。
③ 有機たもぎだけ(たもぎ茸)
◎ 鮮やかな黄色が特徴。
◎ ビタミンD2の含有量がきのこの中でも多く、骨の健康や抗酸化作用が注目されている。
◎ 栄養だけでなく、食卓に彩りを添えてくれる存在。
「栄養を知ること」で、食がもっと心地よくなる
食事は、毎日のこと。
だからこそ、「なんとなく」より「わかって」選ぶことで、日々の満足感や安心感が変わってくるように思います。
特に40代に入ってからは、「どう整えるか?」がテーマになりました。
体の声に耳を傾けて、無理せず、自分に合ったものを取り入れていく。
それが、心地よさへとつながっている気がします。
今回のきのこも、そんな“整え食材”のひとつ。
腸を整え、免疫力を支え、骨を守る。
そして低カロリーだから、夕食後に「食べすぎたかも…」と罪悪感を抱くこともなし。
きのこのような、自然の力を借りたシンプルな栄養習慣は、これからも私の台所に欠かせない存在になりそうです。
「からだを思いやる食材」として、また選びたい
グラタンを焼きながら、じっくり火が通ったきのこの香りに、ふっと心がほどけたような気がしました。
きのこって、派手さはないけれど、いつも静かに支えてくれる存在。
これからも、「何を食べるか?」を選ぶときに、“体にやさしい理由”を持った食材を自然に選べる私でいたいな、と思います。
日々の食卓に、“ちょっとした知識と小さな整え”を添えて。
それが、40代の今の私にとっての、心地よい暮らし方のひとつです。

