「40代から整える、“長寿遺伝子”がよろこぶ暮らし」―食べることで未来が変わる、私のアンチエイジング習慣|第2回:納豆は“食べる若返りスイッチ”発酵の力で長寿遺伝子が目覚める食卓

④【美容・健康】

40代になってから、「体にやさしい食事って、どんなものだろう?」と考えるようになりました。
日々の疲れや肌の変化を感じながらも、何をどう変えればいいのか…
そんなとき、注目するようになったのが、「発酵食品」でした。

なかでも、日本の食卓に昔からある納豆は、まさに“発酵の力を味方につけたスーパーフード”。

今回は、納豆と長寿遺伝子の深い関係についてご紹介します。

発酵食品の王様「納豆」には、長寿遺伝子をサポートする栄養がぎっしり

納豆が体にいいのはなんとなく知っていたけれど、実は“長寿遺伝子を目覚めさせる栄養素”が豊富に含まれていると知ったのは最近のことです。

注目したいのは、次の2つの成分:

スペルミジン
細胞の中の“掃除機”とも呼ばれるオートファジー(自食作用)を活性化するとされる成分。細胞を若々しく保ち、老化を遅らせる働きがあると注目されています。

ビタミンK2(メナキノン-7)
カルシウムを“骨に届ける”役割をもち、骨粗しょう症予防や、血管の石灰化(動脈硬化)を防ぐ可能性がある栄養素。納豆はこのK2を非常に多く含んでいる数少ない食品です。

こうした成分は、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)をサポートし、細胞の修復・代謝調整・炎症の抑制など、「体を若く保つ司令塔」を元気にしてくれると言われています。

「納豆×発酵」や「納豆×良質オイル」で、もっと若返る食卓へ

毎日納豆を食べる、というだけでももちろん効果的ですが、ちょっとしたアレンジで、さらにパワーアップする組み合わせがあります。

私がよく取り入れている“納豆習慣”:

◎ キムチ納豆
 ⇒ 発酵食品×発酵食品の最強コンビ。腸活にも◎

◎ ねぎ+亜麻仁油
 ⇒ オメガ3脂肪酸をプラス。腸内環境や代謝にうれしい組み合わせ。

◎ 大葉やしそ、すりごまトッピング
 ⇒ 抗酸化力のある薬味を加えることで、風味も栄養もアップ。

◎ 雑穀ごはんに納豆+温泉卵
 ⇒ 良質なタンパク質とミネラルのバランスが◎

どれも簡単なアレンジですが、体の調子が整ってくるのを感じています。
特に感じたのは、朝のスッキリ感と肌の安定感。
食べ続けることで、小さな変化が積み重なっていく感覚があります。

「食べなきゃ」じゃなくて、「未来の私のために、今日食べたい」

納豆を食べることが“若返り”につながる、そう思うと、毎日の食卓が前向きな時間になります。

40代の今、「整えること」は決して大げさなことではなく、
日々の小さな“選択”の積み重ね。

スキンケアやサプリだけでは追いつかない、内側からの手入れを、
今日の食事から始めてみませんか?

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