40代に入ってから、
以前よりも「体の内側」に意識が向くようになりました。
疲れが抜けにくい。
顔色が冴えない日がある。
季節の変わり目に、体調や気分が揺らぎやすい。
そんな小さな変化を感じるたびに、
「ちゃんと巡っているだろうか」と、自分の体に問いかけるようになりました。
そんな私の暮らしに、そっと寄り添ってくれているのが
“血液の見張り番”とも呼ばれるハーブ、ネトルです。
派手さはないけれど、
長い歴史の中で「血を整える植物」として信頼されてきた存在。
40代の体に、静かに、確かに働きかけてくれる
私の【緑の処方箋】のひとつです。
ネトルってどんなハーブ?
学名:Urtica dioica
科名:イラクサ科
使用部位:葉
産出国:ハンガリー、ブルガリア ほか
ネトルは、ヨーロッパを中心に
浄血と造血の目的で用いられてきたハーブです。
葉には、
・クロロフィル(葉緑素)
・鉄分
・ビタミンC
・フラボノイド
・ミネラル類
がバランスよく含まれています。
特に注目されているのが、
ヘモグロビンと構造が似ているといわれるクロロフィル。
この成分が豊富なことから、ネトルは古くから
血液を澄ませ、体質を整える植物として大切にされてきました。
40代が惹かれる「血を整える」という考え方
40代になると、
体調不良の原因がはっきりしないことが増えてきます。
◎ 以前より疲れやすい
◎ 立ちくらみや冷えを感じる
◎ 肌のくすみが気になる
◎ アレルギー症状が出やすい
こうした変化は、
血液の質や巡りと深く関わっていることも少なくありません。
ネトルは伝統的に、
・鉄欠乏性貧血のサポート
・アトピーや花粉症などのアレルギー予防
・体内の老廃物の排出を助ける目的
で用いられてきました。
「今の不調を抑える」のではなく、
体の土台から整えていく。
その穏やかなアプローチが、40代の体にやさしく響きます。
ネトルティーの淹れ方と味わい
【材料】
・ネトル(葉)…小さじ1
・熱湯…200ml
【淹れ方】
① カップにネトルを入れる
② 熱湯を注ぎ、フタをして10分ほど蒸らす
③ 茶こしで濾して、ゆっくり飲む
青々とした香りと、ほんのり草のような風味。
クセが少なく、飲み進めるほどに
体に静かに染み込んでいく感覚があります。
「今日は体を労わりたい」
そんな日に、自然と手が伸びる一杯です。
植物療法としてのネトルの役割
植物療法の世界では、
ネトルは体質改善を支える基本のハーブとして知られています。
アレルギー体質のケア、
貧血の予防、
季節の変わり目の不調対策。
ドイツなどでは、春先の体調管理として
ハーブティーや圧搾液が用いられてきた歴史もあります。
即効性を求めるのではなく、
続けることで「気づけば調子がいい」。
そんな変化を大切にしたい40代に、
ネトルはよく似合います。
使うときの注意点
● 妊娠中・授乳中の方、持病や服薬中の方は専門家に相談
● 体に合わないと感じた場合は使用を中止
● 利尿作用があるため、摂りすぎには注意
自然のものだからこそ、
自分の体の声を聞きながら取り入れることが大切です。
私の「ネトル時間」
◎ 疲れを感じた日の午後に
◎ 肌や体調を立て直したいときのお守りティーとして
◎ 季節の変わり目に、習慣として
ネトルは、
主張しすぎず、でも確かに支えてくれる存在。
40代の暮らしには、
こうした「静かに効いてくる植物」が
とても心強いのだと感じています。
ネトルは、
血と巡りを整えながら、
今日の私を、明日の私へとつないでくれる
大切な【緑の処方箋】です。
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