若い頃は、氷をたっぷり入れた飲み物が大好きでした。
キンと冷えたお茶、冷蔵庫で冷やしたミネラルウォーター…。とくに夏場は、それが「当たり前」だったように思います。
でも、40代になって感じる体の変化。
手足の冷えや、朝の重だるさ、なんとなく続く疲れに「もしかして体を冷やしすぎているのかも」と気づいたのが始まりでした。
今日は、そんな私が“冷たい水”をやめて“常温の水”を選ぶようになった理由と、その後の体調の変化についてお話ししたいと思います。
冷えと血流の関係に気づいた日
冷え性、と言われても昔はあまりピンときませんでした。
でも40代に入ってからは、手足の冷え、肩こり、生理前のむくみやイライラが増え、「巡りの悪さ」を日々感じるように。
調べてみると、体を冷やすと血流が滞り、内臓の働きも弱まることがあると知りました。
そのとき思い出したのが、日常的に飲んでいた冷たい飲み物の存在です。
常温の水に変えて感じた体の変化
白湯を毎日続けるのは少しハードルが高くても、「冷たいものをやめて常温にする」ことなら、無理なく続けられました。
朝起きたときの一杯、食事中や仕事中の水分補給を、常温の水に変えるだけ。
最初は大きな変化を感じなかったのですが、1週間ほどで
・トイレの回数が安定する
・むくみがやわらぐ
など、小さな変化が続けて起きました。
「ただ水を冷やさないだけ」で、ここまで違うのかと驚いたのを覚えています。
続けるための小さな工夫
冷蔵庫に水を入れるのをやめただけでも、習慣は変わります。
私は、水を入れたボトルを部屋の見える場所に置いておくようにしました。
手が届く場所にあると、意識しなくても自然に飲むようになります。
また、朝と夜は一口でも意識して飲むように。
一気にたくさん飲むのではなく、体が「飲みたいな」と感じたときに少しずつ飲む感覚を大切にしています。
冷たい水をやめて常温の水に変えたことで、私は「体を冷やさない」という意識を持てるようになりました。
これは我慢ではなく、「自分をいたわる選択」だと思っています。
40代になって感じる変化に、無理せず、優しく寄り添う習慣を取り入れることで、心と体の調子が少しずつ整ってきました。
これからも“体の声”に耳をすませながら、自分にちょうどいい習慣を育てていきたいと思っています。