40代になって、自分の時間の使い方を少し見直すようになりました。
仕事も暮らしも、なるべくシンプルに、心地よく整えていきたい。
そんな日々の中で、「パソコン作業の効率化」は、思いのほか大切なポイントになってきました。
最近よく耳にする「Google スプレッドシート」や「Google ドキュメント」。
でも、「それってExcelやWordと何が違うの?」と感じたことはありませんか?
この記事では、Microsoft Office と Google Workspace の違いを、やさしく・実用的にまとめてみました。
ちょっとした知識で、日々の作業が軽やかになる。そんな“私時間”の整え方をご紹介します。
そもそも何が違うの?主な機能と特徴の比較
項目 | マイクロソフトオフィス | Google ワークスペース |
---|---|---|
アプリ | Word / Excel / PowerPoint など | ドキュメント/シート/スライドなど |
利用方法 | インストール型(またはMicrosoft 365) | クラウド型(ブラウザ中心) |
保存先 | パソコンまたはOneDrive | Googleドライブ(自動保存) |
共同編集 | 一部(Excel Onlineなど) | とてもスムーズ、編集◎ |
オフライン利用 | ダウンロードすればOK | 設定すれば可 |
自動化 | Excelのマクロなど高機能 | 簡易スクリプトで自動化もOK |
ファイル互換性 | .docx/.xlsx等が標準 | オフィス形式にも対応(壊れることも) |
AI機能 | Copilot搭載(有料版) | Gemini連携(無料/有料) |
価格 | 買い切り or 独占制 | 無料あり、月額プランもお手頃 |
向いている使い方 | 業務文書、複雑な資料、官公庁との議事録など | 家計簿、チーム作業、学校・副業など |
私に合うのはどっち?選び方のヒント
<Microsoft Officeが向いている人>
◎ 仕事で「きっちり」した文書や資料が必要な人
◎ オフラインでも安心して作業したい人
◎ Excelで関数やピボットテーブルなどをよく使う人
◎ 提出書類や書式が厳密に決まっている職場で働いている人
<Google Workspaceが向いている人>
◎ 家計簿やブログのネタ帳など、日常的にちょこちょこ編集したい人
◎ 複数人で同じファイルを編集する機会がある人(夫婦・ママ友・PTAなど)
◎ クラウド保存でバックアップを気にせず使いたい人
◎ 無料で使いたい人、副業や小規模ビジネスにもおすすめ
デジタルも“暮らしの道具”として、心地よく使っていく
どちらを選ぶかは、「何に使いたいか」で変わってきます。
私自身、仕事ではMicrosoft Officeを、暮らしの中ではGoogleスプレッドシートを併用しています。
たとえば──
◎ 家計のやりくりや買い物リストはGoogle Sheetsで家族と共有
◎ 町内会の資料や役所提出用の申請書はWordで作成
◎ 家族の予定表や友人との日程調整はGoogleカレンダーでサクッと
◎ 丁寧な提案書やレポートはPowerPointでじっくり
「どっちがいい?」ではなく、「どっちが今の私に合っている?」と考えること。
その視点が、40代からの“心地よい私時間”の整え方にもつながっていくように思います。