オーガニックや無添加の食材を意識するようになって、もう15年ほど経ちました。
体調や気分の変化を感じながら、少しずつ「私に合うもの」を選ぶようになった日々の積み重ねです。
このブログでも、そんな私の暮らしの中で感じたことを、これから少しずつ、定期的に綴っていけたらと思っています。
オーガニックと無農薬、似ているようで違うもの
ある日、スーパーで「オーガニック」と「無農薬」の文字を見て、ふと立ち止まりました。どちらも体にやさしそう。でも、何が違うんだろう?
調べてみると、「オーガニック=無農薬」ではないことがわかりました。
オーガニックは、農薬や化学肥料の使用をできるだけ控えて、自然の力を借りて育てられたもの。一方、無農薬は文字通り、“農薬を一切使わない”という育て方。
無農薬を求めすぎると、食材選びの幅がせまくなることもあるし、値段がぐっと高くなってしまうことも。でも、オーガニックは「減らすこと」を大切にした選び方。無理せず、やさしく続けられる気がして、私の暮らしにちょうどよく感じました。
“減農”という、やさしい選び方
食べものを選ぶとき、「完全な無農薬じゃなきゃ」と思っていたころもありました。でも最近は、「できるだけ農薬を使わずに育てられたものを選ぶ」ことの大切さにも目を向けています。
たとえば、信頼できるオーガニック認証のある野菜。完璧じゃなくても、きちんと基準を守って、自然に寄り添いながら育てられたもの。そんな食材を、わたしは“安心できる選択肢”だと思うようになりました。
完璧を求めすぎず、自分にとって心地よい選び方をしていきたい。そんな気持ちが、日々の買い物にもやさしさをくれるようになりました。