電子レンジもいいけど、今日は圧力鍋
今日は、電子レンジも便利だけれど、わが家では圧力鍋に付いている蒸し器を使って野菜を蒸す時間について書きたいと思います。この方法なら、火加減や余分な水分の心配がなく、素材そのものの味や栄養もぎゅっと閉じ込められるのが魅力。特に旬の今の時期は、ナスをまるごと蒸すのが我が家の定番になっています。
丸ごと蒸しナスの理由と手順
ナスは一日おきに蒸すほど、我が家ではなくてはならない存在。理由はシンプル。皮がつやつや、身はとろけるような食感に仕上がるからです。
手順はとても簡単です:
① ナス全体に竹串で数か所穴をあける(爆発防止&味がしみやすくなる)
② 蒸し器に並べ、圧力鍋で加圧不要のまま中火で約8~10分
③ 蒸し上がったら、内側に包丁を入れて、手で縦に裂く
包丁を入れると、ふわりと湯気がたち、ナスの香りが広がります。切る音と香りは、まるで“呼吸を整える”ひとときのようです。
トッピングは和×洋のハーモニーで
蒸したナスはそのままでもおいしいけれど、私は和と洋のバランスを取り入れるスタイルがお気に入りです。以下、わが家の定番トッピングです:
◎ 鰹節+生醤油
◎ 刻んだアンチョビ+オリーブオイル
◎ さいの目トマト+刻みみょうが(最後にオリーブオイル+酢+塩を軽くひと回し)
これだけで、野菜が主役の豪華な一皿に。「出汁の旨味+魚のコク+酸味+香り」が重なり合い、食べるたびに心がすっとほどけるような味わいです。
40代からの「整える食卓」に寄り添う理由
加熱が穏やか&均一なので、ナスの栄養や旨味を壊しません
◎ 圧力鍋なら時短&火加減を気にせず、ラクに作れます
◎ 丸ごと蒸すことで、見た目も調理の儀式感もある
◎ 和洋ミックスの味付けなら、家族も飽きずに楽しめる
忙しい平日でも、こうしたゆるやかなリズムがあると、“暮らしを整える小さな幸せ”を感じやすくなります。
作り置きやアレンジも楽しむ
この蒸しナスは、翌日以降も活躍します:
◎ 冷やしてそのままおつまみプレートに
◎ 麺類やご飯に乗せて「ナス丼」や「冷やし中華」風に
◎ 玉ネギと塩昆布を足して和え物に
アレンジの幅が広いので、私時間の中で心地よいご飯を楽しみたい方にもおすすめです。
蒸しナスは、日常にやさしく寄り添う“整え時間”
圧力鍋の蒸し器でナスをまるごと蒸す時間は、特別な道具も手間もいらない、でも心が整う小さな儀式。手順もシンプルなのに、味わいは豊かで、家族とも分かち合える一品になります。
40代になってからは、毎日の暮らしにじんわりと安心と癒しがあることが、何より豊かだと感じます。今日はぜひ、圧力鍋とナスと、手作りの調味で心地よい食卓を整えてみてくださいね。