【緑の処方箋】ラズベリーリーフで整える、40代の私と“女性のめぐり”

植物療法

蝉の声がにぎやかに響く季節。朝の光がまぶしく、日差しも肌を焼くようになってきました。
気温の上昇とともに、体の内側にもなんとなく「揺らぎ」を感じること、ありませんか?

冷たい飲みものの摂りすぎや、睡眠不足、クーラーによる冷え。
そんな夏の“ちいさな不調”は、女性のリズムやホルモンバランスにも影響を与えやすいものです。
特に40代は、月のめぐりや妊娠に関する選択など、ライフステージの分かれ道にも差し掛かる時期。

そんなとき、私は自然の力を借りて、自分をやさしく整えることを意識しています。
今回ご紹介するのは、ラズベリーリーフ
ヨーロッパで「出産準備のお茶」として古くから親しまれてきた、女性に寄り添うハーブです。

子宮と向き合う、やさしいハーブ

ラズベリーリーフには、子宮や骨盤まわりの筋肉を整えるとされる働きがあり、古くから安産のお茶として用いられてきました。
現代の研究ではまだ明確な有効成分は確定されていませんが、伝統的なハーブ療法では「トニックハーブ(調整系ハーブ)」として扱われています。

私はPMS(月経前症候群)や、生理時の不快感が気になるとき、1日1〜2杯ほどラズベリーリーフティーを取り入れるようにしています。
ほんのり草のような、やさしい風味。ホルモンバランスが乱れがちな40代の私にとって、「月のサイクルを整える、心のひと呼吸」として寄り添ってくれています。

妊活・出産準備に選ばれる理由

妊活中の方や妊娠後期に入った女性にとっても、ラズベリーリーフは一つの“選択肢”になります。
特に妊娠32週以降、出産準備として飲み始める方が多く、私の友人も「陣痛がスムーズだった気がする」と話していました。

ただし、妊娠初期(特に12週まで)は避けるべきとされており、体質や医師との相談が必須です。
助産師さんに相談のうえ、月のリズムに合わせてタイミングを選んで取り入れてくださいね。

注意が必要な点もあります

自然の恵みとはいえ、すべての人に合うわけではありません。
たとえば、以下のような注意点があります。

● 妊娠初期の使用は避ける(収縮作用の可能性)

● 持病(特に糖尿病や高血圧)のある方は医師に相談を

● 下痢・吐き気・頻尿などの副反応を感じる方も

● エンドメトリオーシス(子宮内膜症)などの持病がある方は慎重に

私自身、初めて試したときは、少量からスタートして体調を確認しました。
無理をせず、自分の体と静かに対話する——それが、40代の私にとってのセルフケアの基本です。

やさしく取り入れる工夫

毎日のハーブティータイムは、私にとって小さな“私時間”。
ラズベリーリーフティーはノンカフェインで、夜のリラックスタイムにもぴったりです。香りがやや草っぽいと感じる方は、以下のようなブレンドがおすすめです。

◎ ペパーミントとブレンドして、すっきり爽やかに

◎ ジンジャーを加えて、冷え対策&巡りサポート

◎ ルイボスやローズヒップと合わせて、美肌サポートにもよい

ラズベリーリーフと、40代の私のこれから

これまでの人生の中で、最も自分の体と心を意識するようになったのが、40代。
若いころには感じなかった「ゆらぎ」や「気づき」を、私はこの年齢で初めて知りました。

ラズベリーリーフは、そんな変化に静かに寄り添ってくれる植物。
万能ではないけれど、私という一人の女性を“自然の力で整える”という選択肢を与えてくれる存在だと思います。

あなたも、ふとした瞬間に「整えたいな」と思ったら、ラズベリーリーフティーを取り入れてみませんか?
心と体のバランスをそっと調える、やさしい一杯が、あなたの暮らしにも寄り添ってくれるかもしれません。

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