40代になってから、
「理由は分からないけれど、心がざわつく夜」が増えました。
一日を終え、やっと静かになったはずなのに、
頭の中では今日の出来事が何度も再生される。
眠りたいのに、気持ちが追いつかない。
これまで【緑の処方箋】では、
ひとつひとつのハーブが持つ力を紹介してきました。
カモミールのやさしさ、ラベンダーの静けさ、
パッションフラワーの深い鎮まり。
けれど実際の暮らしでは、
「今日はこれ一つ」よりも、
いくつかの力を重ねたい夜があります。
そこで始めるのが、
【緑の処方箋】ブレンド&暮らしに寄り添うハーブ という新しいシリーズです。
ハーブは「組み合わせ」で、暮らしに近づく
ハーブの世界では、
単体で使うこともあれば、
目的に合わせてブレンドすることも多くあります。
・時間帯(朝/昼/夜)
・季節(揺れやすい春、疲れやすい夏)
・心と体の状態
・その日の自分の余白
40代の私たちの不調は、
ひとつの原因だけでは説明できないことがほとんど。
だからこそ、
「これさえ飲めば大丈夫」ではなく、
今の自分に合う組み合わせを知っておくことが、
安心につながります。
レスキューブレンドという考え方
今回のテーマは、
レスキューブレンド―揺れる心にそっと寄り添う夜の一杯。
レスキューといっても、
大げさなものではありません。
・気持ちが落ち着かない
・理由もなく不安になる
・眠りに入りづらい
そんな夜に、
「私は大丈夫」と思い出すための、
静かな応急箱のような存在です。
今回のベースになるハーブ
このレスキューブレンドは、
これまで【緑の処方箋】で紹介してきたハーブをベースにしています。
・ジャーマンカモミール
緊張をゆるめ、心をやさしく包む
・ラベンダー
神経の高ぶりを鎮め、眠りへの準備を整える
・パッションフラワー(少量)
思考が止まらない夜に、静かな区切りをつける
どれも強く主張するハーブではありません。
だからこそ、
40代の繊細な夜にちょうどいい。
夜のブレンドは「効かせすぎない」が正解
40代からのハーブブレンドで大切なのは、
効かせすぎないこと。
若い頃のように、
一気に切り替えるのではなく、
「ゆっくり下ろしていく」。
このレスキューブレンドは、
飲んですぐ眠くなることを目的にしていません。
・呼吸が深くなる
・肩の力が抜ける
・考えごとが少し遠のく
その変化があれば、十分です。
暮らしの中での取り入れ方
おすすめのタイミングは、
「もう頑張らなくていい」と決めたあと。
・入浴後
・スマホを手放したあと
・部屋の照明を落としたあと
お気に入りのカップに注ぎ、
香りを吸い込むところから始めてください。
飲みきらなくてもいい。
それもまた、40代のセルフケアです。
ブレンドは「私を知る時間」
この新シリーズでは、
ハーブのブレンドを通して、
・心
・体
・美容
・日常
・特別なケア
この5つのテーマに分けて、
暮らしに寄り添う形で紹介していきます。
ブレンドを考えることは、
「今の私は、何を必要としているか」を
静かに問い直す時間。
それは、
忙しい毎日の中で失いがちな
自分との対話でもあります。
緑の処方箋は、続いていく
レスキューブレンドは、
特別な夜のためのものではありません。
揺れる日があっていい。
整わない日があっていい。
そんな前提で、
そっと寄り添ってくれる一杯。
【緑の処方箋】は、
これからも「治す」より「整える」ための
静かな選択肢であり続けたいと思っています。

