「私は休みます」と家族に伝えた日。40代の私が体と心を整えた2日間

②【生き方・考え方】

40代を迎えて、ある日ふと気づきました。疲れているのは体ではなく、頭の中の方だと。

日常にはたくさんのことが積み重なり、仕事や家事、家族のことに追われる毎日。気づけば、頭の中は考え事でいっぱいで、夜もなかなか眠れませんでした。

その結果、胃がキリキリ痛んだり、お腹の調子を崩しやすくなったり。体だけではなく、ストレスが胃腸にも負担をかけていることを実感しました。

それでも家族や仕事のために、つい自分のことは後回しにして動いてしまう自分がいました。

ある晩、「このままでは本当に動けなくなる日が来るかもしれない」と不安が募り、思い切って家族に宣言しました。

「私は休みます」と伝えた理由

「私はちょっと休みます」

そう伝えた瞬間、小さな一歩だけど私にとってはとても大きな決断でした。

普段は「何かをすること」が当たり前の暮らしの中で、「何もしない」と決めるのは勇気が必要でした。

でも、その一言を言うことで、自分に「休む許可」を出せた気がします。

家族は静かに見守ってくれて、その優しさがとてもありがたかった。

ブログの更新時のパソコン以外のデジタル機器は使わない時間

この2日間、ブログの更新に使うパソコン以外は、スマートフォンもテレビもニュースもすべてオフにしました。

常に情報が溢れる環境から距離を置くことで、頭の中のノイズが少しずつ消えていくようでした。

考えない時間、情報を受け取らない時間。

それが、初めて脳の疲れを癒すことにつながると知りました。

体を整えるために意識したこと

特別なことは何もしていません。

ただ、心と体を整えるために以下の3つを大切にしました。

① しっかりること

眠ることに罪悪感を持たず、「今は回復の時間」としてゆっくり布団に入りました。昼寝もOKにして、心も体もゆるめる時間を持ちました。

事はこまめに分けて少しずつ

一度に食べ過ぎず、抜かずに温かいスープやおかゆ、果物を数回に分けて。胃腸の負担が減り、徐々に整うのを感じました。

③ おを“お薬”のように

特にお気に入りだったのが、濃いめのジャーマンカモミールティー。食事前に一杯飲むと、ハーブの香りとやさしい苦みが心を落ち着かせ、胃の緊張も和らぎました。

軽い運動で体の巡りをサポート

完全に何もしないわけではなく、軽いストレッチや散歩は続けました。

「動かなきゃ」という義務感ではなく、「ちょっと伸ばしてみようかな」という軽い気持ちで体を動かすことが心地よかったです。

体がゆっくり温まり、気持ちも少しずつ前向きになっていきました。

休むことのありがたさを実感した夜

2日目の夜、ふと思いました。

体が軽く、呼吸が深くなっている。

普段は当たり前のようにこなしていることも、体と心が整っているからこそできるのだと。

自分を後回しにしてきた疲れを認め、きちんと休むことで、“元に戻る”のではなく、“整った自分”に出会えたような感覚でした。

休む勇気を持つこと

「私は休みます」と伝えられたことで、自分に優しくなれた2日間。

40代という年齢は、無理が効かなくなるからこそ、自分の声を丁寧に聞いてあげることが必要だと強く感じました。

そして今、軽やかに動ける体と心に感謝しています。

これからも「ちゃんと動ける私」でいるために、時には立ち止まって休む勇気を持ちたいと思います。

あなたも、自分を整えるための時間を。どうか遠慮なく、心と体に優しい“休息”を取ってくださいね。

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