40代になってから、
体調の“波”を感じやすくなりました。
食後の眠気。
夕方のだるさ。
なんとなく続く疲労感。
その原因をたどっていくと、
意外にも「主食」に行き着いたのです。
量ではなく、質。
何を主食に選ぶかで、
体の安定感が少し変わる。
今回は、主食の“健康効果”という視点から、
40代の体に起こる変化を整理してみたいと思います。
全粒穀物と生活習慣病予防
白米や白いパンのように精製された主食と比べ、
玄米や雑穀、全粒粉パンなどの全粒穀物には、
食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に残っています。
これらは、
血圧や血中脂質の安定、
体重管理のサポートなど、
生活習慣病予防に関わる働きがあるといわれています。
40代は、
健康診断の数値が気になり始める年代。
薬に頼る前に、
まずは主食を整える。
それは、いちばん穏やかな予防かもしれません。
血糖値の急上昇を抑える仕組み
主食と血糖値は、切り離せません。
精製された炭水化物は吸収が速く、
血糖値が急上昇しやすい傾向があります。
そのあと急降下すると、
眠気やだるさ、空腹感が強くなり、
甘いものを欲しやすくなる。
一方、食物繊維を含む全粒穀物は、
消化吸収がゆるやか。
血糖値の上昇も穏やかになり、
エネルギーが安定して続きます。
午後の集中力や、
夕方の疲れ方が違う。
それを、私は体感しました。
腸内環境と穀物由来の食物繊維
40代になると、
腸の働きもゆらぎやすくなります。
便秘やお腹の張り。
肌荒れや気分の不安定さも、
実は腸と無関係ではありません。
全粒穀物に含まれる食物繊維は、
腸内細菌のエサとなり、
腸内環境を整える助けになります。
毎日ほんの少しずつでも、
腸の動きが安定すると、
体全体のリズムが整いやすくなる。
主食は、
静かに腸を支える存在でもあります。
疲れにくさと代謝との関係
「ちゃんと食べているのに疲れる」
そんなときは、
代謝がうまく回っていないことがあります。
全粒穀物に含まれるビタミンB群は、
炭水化物をエネルギーに変える手助けをします。
つまり、
同じ量を食べても、
“使えるエネルギー”に変わりやすい。
40代になると、
エネルギー効率の差が
体感として現れやすい。
疲れにくさは、
食べ方の質で変わるのだと感じました。
40代が実感しやすい変化
私が感じた変化は、派手なものではありません。
・食後の眠気が減った
・間食が減った
・お腹の張りが軽くなった
・体重の増減が穏やかになった
そして何より、
「整っている感覚」。
主食を敵にしない。
減らしすぎない。
選び方を少し変えるだけで、
体はちゃんと応えてくれます。
主食は、毎日の土台
おかずを変えるより、
サプリメントを足すより、
主食を整えるほうが、
実は影響は大きいのかもしれません。
40代の体は、
極端な制限よりも、
ゆるやかな安定を求めています。
主食を変えると、体が変わる。
それは劇的な変化ではなく、
「揺れにくくなる」という静かな変化でした。
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