40代からの「ストレスと共存する体づくり」第2回

④【美容・健康】

― 40代女性の体に出やすい“静かな異変” ―

第1回でお伝えしたように、
ストレスは40代女性の体に、静かに影響を与えます。

けれどそのサインは、
いつも分かりやすい形で現れるわけではありません。

倒れるほどではない。
でも、確実にいつもと違う。

そんな“静かな異変”に、
心当たりはないでしょうか。

日替わり症状の正体

昨日は頭痛。
今日は動悸。
その次は胃の不快感。

症状が一定しないと、
「気のせいかな」と思いやすくなります。

でも実はこれ、
自律神経の揺らぎが背景にあることが少なくありません。

ストレスが続くと、
体は緊張状態を保とうとします。

血管は収縮し、
心拍は上がりやすくなり、
胃腸の動きも不安定になる。

その日の疲れ方や感情の動きによって、
“出る場所”が変わるのです。

壊れているのではなく、
調整しきれていない。

40代はホルモンバランスも変化の途中にあり、
この揺らぎがより強く出やすい時期です。

動悸・頭痛・冷え・胃腸障害・不眠

40代女性に多いストレスサインには、

・理由のはっきりしない動悸
・締めつけられるような頭痛
・手足の冷え
・胃のムカつきや便秘・下痢
・寝つきが悪い、途中で目が覚める

といったものがあります。

どれも珍しい症状ではありません。

だからこそ、
「疲れているだけ」と
やり過ごしてしまいやすい。

けれど、体はとても正直です。

緊張が抜けない状態が続けば、
どこかに“出口”をつくろうとします。

それが、こうした症状として現れることがあります。

検査では異常が出にくい理由

病院で検査をしても
「異常なし」と言われることがあります。

その言葉に安心する一方で、
どこか釈然としない気持ちが残る。

ストレスによる不調は、
臓器が壊れているのではなく、
“働き方”が乱れている状態であることが多いからです。

機能の問題は、
数値に出にくい。

けれど、
感じているつらさは本物です。

もちろん、
症状が強い場合や長引く場合は、
医療機関での相談が大切です。

そのうえで、
「異常なし=何もない」と
自分の感覚まで否定しないでほしいのです。

「まだ大丈夫」が一番危ない

40代は、
自分より優先するものが多い世代です。

多少の不調は、
気合いで乗り切れてしまうこともある。

でも、ストレスは
我慢すれば消えるものではありません。

積み重なった緊張は、
ある日突然、強い形で現れます。

強い不眠。
突然の動悸。
めまいや過呼吸。

「まだ動けるから大丈夫」ではなく、
「違和感があるうちに整える」。

それが、
これからの体を守る姿勢です。

体は、敵ではない

不調が続くと、
自分の体を責めたくなることがあります。

でも体は、
壊れようとしているのではなく、
守ろうとしている。

ストレスのサインは、
弱さではなく“合図”。

第1回でお伝えしたように、
このシリーズのテーマは
ストレスをなくすことではなく、共存すること。

まずは気づくこと。
そして、無理を重ねないこと。

小さな異変に目を向けることが、
未来の大きな不調を防ぐ第一歩になります。

40代からの私時間は、
がんばり続けるためではなく、
戻れる体をつくるための時間。

焦らず、整えていきましょう。

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