夏になると、どうしてもトマト・キュウリ・茄子・ゴーヤといった夏野菜を選びがち。
でも、実は「冬野菜」と思われがちな小松菜こそ、夏の体調を支えるのにぴったりの優秀野菜です。
40代になると、鉄分やカルシウムの不足、疲れやすさ、むくみ、肌のゆらぎといった悩みが増えてきます。
そんな体に、小松菜の栄養が夏バテの下支えになってくれると気づいたからこそ、私は積極的に取り入れるようになりました。
小松菜と夏野菜の栄養比較:女性にうれしい栄養がぎゅっと
栄養素 | 小松菜 | トマト | きゅうり | なす |
---|---|---|---|---|
鉄分 | ◎ 非常に豊富 | △ 少なめ | △ 少なめ | △ 少なめ |
カルシウム | ◎ 野菜トップクラス | △ 少なめ | △ 少なめ | △ 少なめ |
βカロテン | ○ 豊富 | ◎ (リコピン含む) | × ほとんどなし | △ やや少なめ |
ビタミンC | ○ ほどよく含む | ◎ 多く含む | △ 少なめ | △ 少なめ |
→ 鉄分・カルシウム・ビタミンC・βカロテンと、小松菜は女性が夏にこそ欲しい栄養をバランス良く含んでいます。
→ 暑さで食欲が落ちたり体が重く感じるときこそ、栄養補給として頼りになる野菜です。
小松菜を夏に取り入れる、やさしい食べ方3つ
① 朝のグリーンスムージーに
バナナ+豆乳+小松菜で作るスムージーは、ミネラルや鉄分を朝いちばんに体へチャージできる一杯。
冷房で冷えた体にもやさしく、夏の「冷え対策」にもよい。
② ごま油とちりめんじゃこでさっと炒め副菜に
鉄分×カルシウムを補う組み合わせ。
さっと火を通すだけで彩よく、暑さで食欲が落ちる日にも取り入れやすく、栄養価も高く整います。
③ 冷やしうどんやそうめんのトッピングに
冷たい麺に加えるだけで、シャキシャキとした触感と栄養価をプラス。
火を通しすぎず、水にさらすだけでもOKなので調理が簡単で夏向きです。
40代女性が選びたい「整える夏野菜」の理由
◎ 鉄分不足に悩む方へ:トマトやキュウリでは補いにくい鉄分を積極的に補給
◎ カルシウムが気になる方へ:骨や肌の健康維持の味方
◎ βカロテン/ビタミンC:紫外線によるダメージや疲労回復のサポートに
調理の融通が利く:茹でる・炒める・生でも使える万能さが続けやすさに
忙しい夏の暮らしでも、小松菜は手軽で効果的な「整え野菜」になってくれます。
特別な調理も不要。ちょっと意識して取り入れるだけで、体と心のゆらぎを整える力になってくれるのです。
夏にこそ選びたい「小松菜のある暮らし」
夏野菜中心でも構いません。旬を楽しむ気持ちも大切です。
でも、簡単に手に入り、栄養価豊富な小松菜を意識的に取り入れることで、「食で整える暮らし」が無理なく続くのではないでしょうか。
40代の体は、些細な変化を感じやすく、整える意識が暮らし全体の質を上げてくれます。
小松菜を食卓に取り入れながら、「私の体は、今日も少し自分にやさしくできた」と感じられるような夏へ。