40代女性のUV対策―“守る”から“育てる”日差しとの賢い付き合い方

スキンケア

紫外線との関係が変わってきた実感

20代・30代の頃は、「焼けたくない」「シミを作りたくない」と、紫外線を“敵”のように感じていました。
けれど40代に入り、肌の変化や体調の揺らぎを感じるようになると、紫外線との付き合い方にも変化が生まれました。

過剰に怖がるのではなく、「自分にとってのちょうどいい距離感で、無理なく自然と向き合っていく」。
そんな考え方が、今の私には心地よく感じられています。

過剰防御からの転換:完全防護はやめた理由

以前は、できる限り紫外線を遮断することが正解だと思っていました。
けれど最近では、ビタミンD不足が心や体に影響を与えることも注目されるようになり、「太陽の光を完全に遮ることが本当にいいのだろうか?」と、考え直すようになりました。

必要以上に遮るよりも、「防ぎつつ、適度に浴びる」くらいの感覚が、今の私にはしっくりきます。
守りすぎず、かといって無防備にもならず。そんな“ほどよさ”を探るようになりました。

今の私のケア方法:日焼け止め、日傘、外出時間の調整

現在取り入れているのは、とてもシンプルな3つの習慣です。

SPF33の日焼け止めを使用
 ノンケミカルで肌への刺激が少なく、軽いつけ心地。普段使いにちょうどよく、毎日続けやすいアイテムです。

紫外線が強い時間帯(10〜14時)の外出をなるべく避ける
 できるだけ午前中や夕方の時間に出かけるようにしています。

③ 晴雨兼用の日傘を常に携帯
 強い日差しを直接浴びないだけで、肌の疲れ方がずいぶん違うと感じます。

これだけの対策でも、十分に肌の調子は保てています。無理をせず、自分が心地よくいられる工夫を重ねることを大切にしています。

“育てる”意識で始めたケア:内側からのサポート

肌を守るためには、外側からのケアだけでなく、体の内側から整えることも大切だと実感するようになりました。

ビタミンCを意識して摂取
 ルイボスティやサプリで、こまめに補うようにしています。

抗酸化作用のある野菜を積極的に
 小松菜、モロヘイヤ、かぼちゃなどを中心に、季節に合ったものを無理なく取り入れています。

日差しを強く浴びた日は、ナス料理を取り入れることも
 ナスに含まれるポリフェノール「ナスニン」は、紫外線によるダメージにアプローチしてくれると知り、意識して食べるようになりました。

夜はビタミンC配合のパックで肌をケア
 火照りや乾燥を感じる前に、やさしくリセットするようにしています。

“守る”ことに加えて、“育てる”視点を持つことで、以前よりも気負わず続けられるようになりました。

自然と調和するUV対策へ

40代になってから、「自然を排除しない暮らし方」を大切にしたいと感じるようになりました。

紫外線も、ただ避ける対象ではなく、上手に付き合いながら、心地よく暮らすための工夫のひとつ。
そのバランスを見つけることが、私にとっての“整うUV対策”です。

完璧を目指すのではなく、自分の体調や感覚に合わせて調整していく。
そんな緩やかなケアが、今の私にはちょうどいいと感じています。

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