水は“飲む”だけじゃ足りない。私が12個ストックする理由と、災害時に本当に必要な水の話

防災

今日は、防災の基本「水の備え」について、私が日々実践していることや気づいたことをお話しさせてくださいね。

水は暮らしの“土台”。命を守るための優先順位

防災と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「水」ではないでしょうか。
でも実際、「どれくらい備えればいいの?」「どんな形で保存するのがベスト?」といったことは、案外はっきりとは知られていないものです。

私自身、40代になってから「自分と家族の命を守る準備」を真剣に見直すようになり、水の備え方についても改めて考えるようになりました。

私が備えているのは、約240リットルの温泉水

現在、我が家では20リットルの温泉水バッグインボックス(BIB)を12個=合計240リットルをストックしています。
「ちょっと多すぎるのでは?」と思われるかもしれませんが、これは“飲むため”だけでなく、“暮らし全体を守るため”の水量なんです。

災害時、本当に必要な水の量とは?

国や自治体では、1人あたり1日3リットル × 最低3日分=9リットルの備蓄を推奨しています。
これはあくまで、飲み水や調理用水の最低限の量。

でも実際には、以下のような用途でも水は必要になります。

● 歯みがき・手洗い

● 傷の洗浄や薬の服用

● トイレの簡易洗浄

● ペットの世話(飼っている場合)

【1人分の目安:水の必要量】

用途1日あたり3日分1か月分(30日)
飲用・食事用3L9L約30L
生活用水3〜5L9〜15L約90L
合計6〜8L18〜24L約120L

→家族の人数に合わせて、掛け算してみてくださいね。

私が選んだ備え方:温泉水BIB × ローリングストック

我が家では、20リットルの温泉水BIBを毎月2個(合計40リットル)定期配送で受け取り、常に12個=約240リットルをストックしています。

なぜ温泉水?理由は以下の通りです:

◎ 美容と健康にうれしい「シリカ入り」で、日常の白湯・お茶・ご飯にも使えて美味しい

◎ バッグインボックス仕様で省スペース、管理がラク

◎ 賞味期限が約2年で、ローリングストックに最適

◎ 蛇口付きで非常時にも注ぎやすい

“ただの備え”ではなく、日常に自然に取り入れられる水を選ぶようにしています。

備える=「管理しやすい形」にすること

非常用の水をペットボトルで大量に備えると、置き場所や期限管理が意外と大変。
その点、温泉水BIBは定期的に入れ替えやすく、スペースもコンパクト。負担なく続けられるのが大きなメリットです。

「非常時だけの備え」ではなく、日常の延長線にある備え方。これが、安心感にもつながっています。

「水」は命を守る、最も大切な備え

たくさん備えても、使い切れずに廃棄するようでは意味がありません。
だからこそ、日常の中で自然と使いながら、備蓄も維持できる「ローリングストック」が、私には合っていると感じています。

暮らしを整える40代の私たちにぴったりの、“無理なく続く防災習慣”としておすすめです。

次回は「防災食」の話です
“備えながら美味しく食べる”。
私なりの選び方と、日常で消費しやすい食品ストック法をお話しする予定です。

また、ゆっくり読みにきてくださいね。

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