朝、目覚めた瞬間から気持ちが沈んでいた日
40代になってから、「理由もない気分の落ち込み」が月に数回、訪れるようになりました。
特に、朝起きたときに「何もしたくない」「話したくない」「無性に不安」と感じることがあります。
そんな朝は、生理管理アプリを開いてみると、排卵予定日の前日であることがほとんど。
毎月やってくる“この感じ”に、私はようやくパターンがあることに気づきました。
PMSとは少し違う、40代からの「ゆらぎ」
若い頃は月経前だけだった不調が、40代に入ると排卵期から始まるように。
女性ホルモンのバランスが少しずつ変化し、「更年期の入り口かな」と思うようになりました。
病院に行くほどでもないけれど、気分は確実に乱れている。
無理に元気を出すよりも、「整える」ことが必要なのだと感じるようになったのです。
私が選んだ“整える方法”は、植物の力を借りること
そんなゆらぎを整えるために、私が取り入れているのが、ハーブのブレンドティーです。
薬ではなく、日常にそっと寄り添う“緑の処方箋”として、植物の力に頼るようになりました。
ゆらぎに寄り添う、私のハーブブレンド3種
● チェストツリー
女性ホルモンのバランスをやさしく整えるとされ、排卵期やPMS様症状の緩和をサポートしてくれます。
● パッションフラワー
イライラや緊張、不安感の緩和に。心がざわつくときに、深呼吸したくなるような穏やかな香りです。
● レモンバーム
神経を落ち着け、気持ちのざわつきを整えるハーブ。
“効かせよう”とせず、“寄り添ってもらう”
ハーブの力は、即効性のある薬とは違います。
でも「今の自分に必要なものを知っている」と感じられることは、十分な癒しになります。
自分をいたわる時間を少しでも持つことで、気分の波が穏やかに整っていくのを感じる日々。
大きな変化ではなく、「今日はちょっと楽だった」と思えることが、今の私にとっての“整う”ということです。
ゆらぎを否定せず、植物とともに整えていく
40代は、体も心も変化していく時期。
だからこそ、自然の力に頼っていいし、頼れるものがあるというだけで、気持ちは軽くなります。
「またこの感じだ」と落ち込むのではなく、
「整える時間をつくろう」と思えるようになったことが、私にとっての小さな進歩でした。