「40代から整える、“長寿遺伝子”がよろこぶ暮らし」―食べることで未来が変わる、私のアンチエイジング習慣|第6回:緑茶が私を整える理由

④【美容・健康】

40代に入り、ふとした瞬間に感じる「疲れやすさ」や「肌の変化」。
それは衰えではなく、“整えどき”のサインかもしれません。

そんな私が日々の暮らしに取り入れているのが、緑茶というとても身近な飲みもの。
最近では、緑茶に含まれる成分「EGCG(エピガロカテキンガレート)」が、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)を活性化する可能性があると注目されています。

今回は、緑茶がもつ“内側から整える力”や、体にやさしい飲み方の工夫、
さらに番茶やほうじ茶との違いについても触れながら、私の整え習慣をご紹介します。

緑茶に含まれる「EGCG」が“長寿遺伝子”に働きかける

緑茶に含まれるポリフェノールの一種、EGCG(エピガロカテキンガレート)は、
細胞を若々しく保つ働きがあるサーチュイン遺伝子を活性化するとされ、アンチエイジング分野でも注目されています。

研究で期待されている主な作用は:

抗酸化作用:細胞の老化を防ぎ、若々しさをサポート
抗炎症作用:体の慢性的な炎症を抑えて内側から整える
脂肪代謝のサポート:体脂肪の蓄積を抑える可能性も
オートファジー促進:細胞内の不要物を掃除する働きも期待

お茶を飲むという日常の中に、細胞レベルで体を整えるヒントがあると考えると、なんだか頼もしいですよね。

私の「緑茶の整え方」|やさしく続ける3つのポイント

飲むだけでも体にうれしい緑茶ですが、40代の体に寄り添った飲み方を心がけることで、より穏やかに整え習慣が深まるように思います。

① 空腹時は避けて、やさしいタイミングに

緑茶にはカフェインが含まれているため、空腹時に飲むと胃に刺激になることも。
私は朝食後や午後の休憩時間に、温かいお茶をゆっくり楽しむようにしています。

② 70~80℃の低温でゆっくり淹れる

高温で淹れると苦味が出やすい緑茶。
低温でじっくり抽出することで、まろやかでやさしい味わいになり、体にもすっと馴染む感じがします。

③ お茶を選んで、自分に寄り添う時間をつくる

気持ちを整えたいときは緑茶、夜はカフェイン控えめのほうじ茶、
胃にやさしい番茶を食後に…というように、お茶の種類も“自分をいたわる選択肢”に。

緑茶・ほうじ茶・番茶の違いをくらしに活かす

種類主な特徴おすすめのタイミング
緑茶EGCG・カフェインが豊富で抗酸化・抗炎症作用がある朝の一杯や仕事中のリフレッシュに
ほうじ茶香ばしさがありリラックス効果。カフェインは控えめ夜のリラックスタイムに
番茶刺激が少なく胃にやさしい食後や体調が気になるときに

お茶は、ただの水分補給ではなく、自分と向き合うきっかけになると私は思っています。
「今日は緑茶でしっかり整えよう」「夜はほうじ茶で心をほどこう」
そんなふうに、お茶の種類で気分や体をチューニングするのも大切な習慣です。

小さな「お茶時間」が、未来の私を整えていく

40代という人生の節目は、なにかを大きく変えるより、
日々の“ちいさな整え”を重ねていくことが自分らしさを育てる鍵だと、私は感じています。

高価な美容液や特別な食材よりも、
毎日手にできるお茶の1杯が、私の体と心をそっと整えてくれる。

これからも私は、緑茶とともに、「私らしい未来」を少しずつ育てていきたいと思います。

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