忙しい日々が続いて、ふと疲れが溜まっているのを感じることがあります。そんな日、私は「塩風呂」を選ぶことが増えました。毎回ではなく、疲れが溜まっているな、と感じたときだけ。その日の気分や体調に合わせて選ぶ、私の小さな「整え習慣」です。
お風呂は、ただのリラックスタイムではなく、自分をリセットする大切な時間。だからこそ、必要なときにだけ取り入れる「塩風呂」は、私にとって心と体を整えるスペシャルケアの一つになっています。
お風呂に塩を入れる意味
日本では昔から、お風呂に塩を入れることが習慣とされてきました。塩には「浄化」や「清め」の意味が込められているからです。塩が持つ力は、単に物理的な効果だけでなく、精神的なリセットにもつながります。
塩風呂には以下のような効果があります：
◎ 発汗促進：体の中から老廃物を流し、スッキリとした感覚に
◎ 血流アップ：温まることで体が温まり、血行が良くなる
◎ 肌の引き締め：肌に優しい塩の成分が、優しくお肌を整える
そして何より、塩の香りに包まれるだけで、自然と心が落ち着きます。特に疲れている日、塩の浄化作用で、心と体がリセットされる感覚がとても心地よいのです。
私が選んだ「戸田のお祓い塩」
私が塩風呂に使うのは、静岡県・戸田（へだ）の「お祓い塩」です。戸田のお祓い塩は、地元での神事にも使用される神聖な塩で、浄化の力が強いとされています。何となく「この塩を使うことで守られている気がする」と感じるほど、使う時に心が落ち着きます。
実際に使ってみると、そのまろやかな質感やほんのり感じる香りが、疲れた体と心を癒してくれるんです。もちろん、この塩は無理なく日常に取り入れられるので、忙しい40代の私でも、特別な準備をすることなく使えます。
塩風呂のやり方と、私の整え時間
塩風呂は、特別なことをするわけではなく、シンプルな方法です。私の場合は、疲れたなと思った日の夜に、お風呂のお湯に「お祓い塩」をひとつまみ入れるだけ。塩を入れた瞬間、湯気に乗ってほのかな塩の香りが広がり、体がじんわりと温かくなります。
時には、香りを楽しむために他のバスソルトを加えることもあります。例えば、ラベンダーやカモミールなど、リラックス効果のある香りをプラスして、その日の気分に合わせた香りの空間を作り出すのです。塩風呂に香りを重ねることで、心地よさが倍増し、さらに深いリラックス感を得られるので、特に疲れた日や気分が落ち込んでいる日に試すことが多いです。
私の塩風呂の時間は、ただお湯に浸かるだけでなく、「心を落ち着ける時間」として大切にしています。お湯の中で目を閉じて、深く呼吸をしながら、「今日は頑張ったな」「明日はもっと軽やかに過ごせるように」と、自分をいたわる言葉を心の中で繰り返すこともあります。
このひとときがあるだけで、ぐっすり眠れ、翌朝の目覚めが違うことを実感しています。
お風呂の時間に「塩をひとつまみ」入れることで、体も心も浄化され、リセットできる感覚を大切にしています。毎日ではなく、「疲れたな」と感じたときに選ぶ塩風呂は、私の心と体にとって必要な「整え習慣」です。
塩風呂を使うことで、心が軽くなるのが実感できるので、今後も無理なく続けていきたいと思っています。日々の忙しさに追われていると、自己ケアを忘れがちですが、こんな風に自分のタイミングで「整えの時間」を持つことが、大切だと感じています。
この塩風呂習慣が、私にとって心地よいリセットタイムとなり、明日へのエネルギーをチャージする場所になっています。
