40代からのライフロング・ラーニング 第3回|続けられる人は「学習を習慣に変えている」

②【生き方・考え方】

40代になると、
「学びたい」という気持ちは、
一時的な思いつきではなくなってきます。

仕事のためだけでもない。
資格のためだけでもない。

これからの人生を、
どう過ごしていきたいか。

その問いの延長に、
学びがある人も多いのではないでしょうか。

それでも現実には、
始めた学びが、いつの間にか止まってしまう。

今回は、
40代の学びを“続けられる形”に変えていくための実践編②として、
学習を「特別な行動」から
「生活の一部」へと移していく視点をまとめます。

40代が学びを続けられない本当の理由

学びが続かないとき、
「自分は意志が弱い」と感じてしまいがちです。

でも実際には、
続かない原因は、ほとんどの場合ここにあります。

・学習を“特別な予定”にしている
・時間が取れた日だけやろうとしている
・成果を早く求めすぎている

40代の生活は、
予定通りに進まないことが前提。

だからこそ、
頑張らないとできない学び方は、
自然と続かなくなってしまうのです。

ステップ3:スケジュールと実行

続けられる人がしているのは、
「やる気がある日を待つ」ことではありません。

学びを、
すでにある生活の流れに組み込んでいます。

たとえば、

・朝の身支度後に10分
・夕食後、座ったついでに15分
・お風呂の前に少しだけ読む

学習を、
新しい予定として足すのではなく、
既存の行動にくっつける

この発想が、
40代の学びを安定させてくれます。

15〜30分で続く、現実的な学習設計

40代の学習時間は、
長くなくていい。

むしろ、

・15分
・20分
・30分まで

と、あらかじめ上限を決めておく方が続きます。

「今日はここまででいい」
そう思える区切りがあると、
学びは負担になりません。

続けられる人は、
少ない時間を積み重ねているだけ。

特別な集中力を持っているわけではないのです。

朝と夜の使い分け

時間帯によって、
向いている学び方も変わります。

◎ 朝
・読む
・聞く
・インプット中心

頭が比較的クリアな時間帯は、
新しい情報に触れるのに向いています。

◎ 夜
・振り返る
・軽くまとめる
・印象に残ったことを書き留める

疲れている夜は、
考え込まなくていい学びを。

時間帯に役割を持たせることで、
無理なく続けやすくなります。

ステップ4:モチベーションを保つ工夫

40代の学びは、
一人で抱え込まない方が続きます。

◎ 仲間を持つ意味
同じテーマに興味を持つ人がいるだけで、
学びは“続けていいもの”になります。
話す相手がいるだけでも十分です。

◎ 記録することの力
学んだ量より、
「触れた」という事実を残す。
カレンダーに丸をつけるだけでも、
積み重なりが見えてきます。

◎ ご褒美と振り返り
一か月続いたら、
小さなご褒美を用意する。
振り返ることで、
「ちゃんと進んでいる」と実感できます。

学びが暮らしに溶け込んだ状態とは

学びが習慣になると、
こんな変化が起こります。

・やる/やらないで悩まなくなる
・できない日があっても戻ってこられる
・学びが自分を支える時間になる

学習は、
人生を変えるための努力ではなく、
今の暮らしを整える行為に変わっていきます。

40代からのライフロング・ラーニングは、
立派でなくていい。
完璧でなくていい。

続けられる形で、
そっと生活に根づいていれば、それで十分です。

学びを、
特別な行動から、生活の一部へ。

そう感じられたとき、
それはもう、
あなた自身の学びになっています。

シリーズを通して

この3部作が伝えたかったのは、
「学び直さなければ」ではなく、
「学びと一緒に暮らしていく」という感覚です。

40代からの学びは、
未来のためだけでなく、
今の私時間を、静かに支えてくれるもの。

続けていけそう。
その実感こそが、
何よりのゴールなのだと思います。

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