春は黄砂やPM2.5、花粉など微細な粒子が空気中に増え、体調に影響を与えやすい季節です。特に喉や呼吸器の違和感は、40代からの私たちにとって無視できないサイン。
先日ジムで運動していたとき、スタッフの方が「ゴホゴホ」と咳をしていました。風邪やコロナではないとのことですが、黄砂の影響で喉や呼吸器が刺激されている様子。こうした症状は、粒子による物理的刺激や乾燥が主な原因です。
喉や呼吸器への即時ケア
黄砂や花粉、PM2.5で喉がイガイガする場合、早めのケアが大切です。
- うがい:CPC配合のうがい薬は細菌抑制に効果的。外出後は特に丁寧に。
- 加湿:室内湿度は40~60%を目安に加湿器で調整。乾燥は喉や気道の炎症を悪化させます。
- 休息:喫煙や辛い食べ物は避け、喉を安静に。
トローチをゆっくり溶かす、必要に応じて市販の鼻炎薬を活用するのも有効です。症状が続く場合は耳鼻科や呼吸器科を受診しましょう。
肺や呼吸器への影響
黄砂の微粒子はPM2.5と同様に肺の奥まで入り、気道や肺を物理的に刺激します。これにより咳、呼吸困難、喘息の悪化などのリスクが増します。大気中の微生物や汚染物質が付着すると炎症がさらに強まり、肺機能低下を招くことも。
特に喘息患者は気道が過敏で、黄砂飛来後3~4日で症状が悪化する場合があります。非喘息者でも咳や呼吸の違和感が増えることがあり、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の方は入院リスクが上がるため注意が必要です。
黄砂・PM2.5・花粉症の違い
| 項目 | 黄砂 | PM2.5 | 花粉症 |
|---|---|---|---|
| 発生源 | 砂漠など自然由来(中国大陸から風で飛来) | 排気ガス・工場煙など人為的+自然 | 樹木(スギ・ヒノキ)や草の生殖細胞 |
| 時期 | 春(2~5月)、秋も | 通年、特に冬~春 | スギ2~4月、ヒノキ3~5月など季節限定 |
| 粒子サイズ | 0.5~5μm(平均4μm) | 2.5μm以下 | 10~100μm(スギ約30μm) |
花粉症は粒子が大きめ(30μm前後)で、鼻や目のアレルギー症状が中心です。どの粒子も呼吸器や粘膜に影響しますが、対策の基本は共通しています。
外出・室内・生活習慣の工夫
<外出時>
- 黄砂:不織布マスク(PFE95%以上)やN95相当を顔にフィット
- PM2.5:99%カットマスク+眼鏡で肺深部侵入を防ぐ
- 花粉症:花粉用高性能マスク+メガネ
- 帰宅後:服払い、手洗い・洗顔・うがい
<室内>
- 空気清浄機(HEPAフィルター)を稼働
- 湿度40~60%を保つ
- 洗濯物は部屋干し
- 朝の掃除機・水拭きで付着粒子を除去
<生活習慣>
- 喫煙や刺激物を避け、喉や肺を守る
- 激しい運動は控えめにし、無理せず体調を優先
ハーブで呼吸器と免疫をサポート
黄砂やPM2.5、花粉症の症状には、ハーブを補助的に取り入れると自然に整いやすくなります。抗炎症やデトックス効果のあるものがおすすめです。
<おすすめハーブ>
- ネトル:ヒスタミン抑制で鼻水・目のかゆみ軽減。ハーブティーで1日1~2杯。
- ペパーミント:メントールが鼻・喉のムズムズをスッキリ。精油をマスク外側に1滴塗るかティーで。
- ルイボスティー:抗酸化フラボノイド豊富で肺や皮膚の炎症を抑え、デトックスを促進。
- タイム・セージ:抗菌・抗炎症作用が強く、喉・鼻のムズムズを鎮める。ネトルとブレンドしてティーで飲用。
- スウィートフェンネル:呼吸器粘膜を保護し、花粉や黄砂から守る。1日1~2杯のティーで継続的に。
- エルダーフラワー:毒素排出をサポートし、目のかゆみやくしゃみを和らげる。
- ジャーマンカモミール:ヒスタミン抑制でアレルギー症状をスムーズに。ティーやアロマで活用。
- レモンバーム:抗酸化・抗炎症作用で鼻炎予防に適し、リラックス効果も。
<活用法>
- ネトル+ペパーミント+タイムのブレンドティーを朝夕に飲み、免疫バランスを整える
- ユーカリやティーツリー精油をディフューザーで室内拡散し、抗菌効果で黄砂・PM2.5の粘膜刺激を予防
- 症状が重い場合は医師相談を優先し、ハーブはあくまで補助として
まとめ
黄砂・PM2.5・花粉症は呼吸器や粘膜を刺激し、喉や肺の不快感を引き起こします。外出・室内・生活習慣の工夫に加え、ハーブを取り入れることで、40代からでも無理なく呼吸器と体を守ることができます。日々の小さな工夫で、春の私時間と心地よい暮らしを健やかに楽しみましょう。

