『ハーブと花言葉で綴る、私時間の小さな物語』第4章 ハーブの伝承と歴史 ~サフラン~

④<ナチュラルケア・ハーブ>

〜心に残る植物のストーリー〜
古代から伝わる伝承や神話、民間療法と花言葉を通じてハーブの文化を探る。

40代になって感じる、「節度」という美しさ

40代になると、自由に生きることと同時に、節度を持つことの大切さを意識するようになります。

若い頃は勢いや好奇心に任せて行動していましたが、今は心地よさと持続可能性を大切にしたい。
そんな内側の感覚を思い出させてくれるハーブが、サフランです。

サフランとは?― 黄金色の香りと色彩のハーブ

サフランはアヤメ科の多年草で、花のめしべから得られる香辛料として知られます。
古代ペルシャや地中海地域では、薬草、香料、染料として珍重されてきました。
深い赤橙色のめしべは、少量でも鮮やかな色と香りをもたらします。

サフランの伝承と神話の物語

サフランには、青春や喜び、節度の象徴という物語があります。

  • 古代ペルシャでは、王侯貴族の若さと美を讃えるために使われました。
  • ギリシャ神話では、恋や喜びをもたらす植物として伝えられました。
  • 中世ヨーロッパでは、清浄や守りの象徴として宗教儀式に用いられました。

その鮮やかな色と香りは、喜びや生命力を感じさせつつ、少量で使う節度も教えてくれる植物です。

サフランの作用と、心身へのやさしさ

サフランは、古来より体や心への作用が知られています。

  • 精神の安定、気分を明るくする
  • 消化のサポート
  • 抗酸化作用
  • 月経前症候群(PMS)や女性ホルモンのバランスの補助

少量で十分な効果を発揮するため、節度ある使い方が基本
40代女性にとって、体も心も“過剰にせず、ほどよく整える”というサフランの哲学は、自然に寄り添う暮らしのヒントになります。

私が実践している、サフランのある暮らし

サフランティー
 少量のサフランを熱湯に入れて抽出。
 朝や午後、ほんのひととき香りを楽しむと、心がふっと軽くなる感覚。

料理に少しだけ
 リゾットやスープ、煮込み料理に加えると、彩りと香りで食卓が華やかに。
 少量で十分なので、“節度”を実感できる時間になります。

香りで深呼吸のきっかけに
 香りをゆっくり吸い込むだけで、呼吸が深くなり、心も整う。

花言葉「節度の美」「青春の喜び」が教えてくれたこと

サフランの花言葉は、「節度の美」と「青春の喜び」。

  • 自由に楽しむことも大切
  • でも過剰にせず、大切に扱うことも大切

40代になってからは、喜びを味わう力も、自分に合った節度を守る力も、どちらも必要だと感じます。
サフランは、その両方をそっと思い出させてくれる植物です。

今日のポイント

  • サフランは古代から愛されてきたアヤメ科のハーブ
  • 神話や儀式で、喜びや青春の象徴とされてきた
  • 精神の安定や消化、女性の体へのやさしい作用が期待される
  • 花言葉は「節度の美」「青春の喜び」
  • 40代は、喜びと節度のバランスを取りながら自分時間を整える時期

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