40代からの貧血ケアノート 第3回|貧血が続くと、体に何が起きる?— 放置しがちな“軽い貧血”の本当の影響 —

④【美容・健康】

40代になってから、
「以前ほど元気じゃない気がする」
そんな感覚が増えてきました。

大きな病気があるわけではない。
検査でも「様子見」と言われる程度。
それでも、体は確実に変わってきている。

その背景に、
長く続いている“軽い貧血”が関係していることもあります。

貧血というと、
立ちくらみやふらつきといった分かりやすい症状を
思い浮かべがちですが、
慢性的に続いた場合、影響はもっと静かに、広く現れます。

慢性疲労と免疫低下

「寝ても疲れが抜けない」
「何もしていないのに体が重い」

こうした慢性疲労は、
酸素が十分に行き渡らない状態が続くことで
起こりやすくなると言われています。

血液は、酸素を運ぶ役割を担っています。
貧血が続くと、
体は常に“最低限のエネルギー”で動こうとします。

結果として、
回復に時間がかかり、免疫力も落ちやすくなる。

40代の疲れやすさは、
年齢のせいだけではなく、
体の内側の巡りが影響している可能性もあるのです。

自律神経・ホルモンへの影響

貧血が続く状態は、
体にとって小さなストレスがかかり続けている状態。

その影響は、
自律神経やホルモンバランスにも及びます。

・寝つきが悪い
・夜中に目が覚める
・気分が落ち着かない

こうした変化も、
酸素不足による体の緊張が
一因になっていることがあります。

40代以降は、
ホルモンの変化が重なりやすい時期。

「気持ちの問題」と片づけてしまいがちな揺らぎも、
体の状態と切り離せないものだと感じています。

肌・髪・爪に出るサイン

私が強く実感したのは、
肌や髪、爪といった“外側の変化”でした。

・肌がくすみやすい
・髪にハリが出にくい
・爪が割れやすく、筋が目立つ

これらはすべて、
体の中で優先順位が後回しになりやすい部分。

血や酸素が不足すると、
真っ先に影響が出るのも無理はありません。

外からどんなに整えても、
思うように変わらなかった理由が、
内側にあったと気づきました。

40代以降に深刻化しやすい理由

若い頃は、
多少の貧血があっても回復できていた。

でも40代になると、
血をつくる力や吸収力は、少しずつ変化していきます。

そこに、
仕事・家事・人との関わりなどの負荷が重なると、
「軽い貧血」が不調の土台になりやすくなる。

だからこそ、
数値が軽度でも、
体感を見過ごさないことが大切だと感じています。

「軽いから大丈夫」と思わないために

貧血は、急に悪化するものではありません。
小さな不足が、
長い時間をかけて積み重なった結果として現れます。

「まだ大丈夫」ではなく、
「今の状態を知っておく」。

それは不安になることではなく、
これからの体と、
心地よくつき合うための視点なのだと思います。

40代からの貧血ケアは、
治すよりも、
土台を整え直すという感覚に近いのかもしれません。

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