40代になってから、
理由ははっきりしないのに、
・朝は元気だったのに、午後に急に沈む
・些細な一言で気分が大きく揺れる
・昨日まで平気だったことが、今日は重い
そんな“感情の波”を感じる日が増えました。
更年期の影響、気圧の変化、仕事の責任。
どれも思い当たるけれど、
「だから仕方ない」と割り切るのも、
どこか落ち着かない。
今回の「暮らしの中の法則」は、
そんな感情の揺れを
異常ではなく、自然なものとして受け止める視点。
ジェットコースター効果から、
40代の心の回復法を考えてみます。
ジェットコースター効果とは何か
ジェットコースター効果とは、
感情が大きく上下に揺れることで、
その体験が強く記憶に残りやすくなる心理現象。
楽しい → 不安
安心 → 緊張
その振れ幅が大きいほど、
心は「強い出来事」として認識します。
40代の私たちは、
この振れ幅が以前より大きくなりやすい時期。
でもそれは、
心が弱くなったからではありません。
なぜ40代は感情が揺れやすいのか
40代は、
・女性ホルモンの変化
・自律神経の揺らぎ
・責任や判断の増加
心と体の“調整役”が、
常に忙しく働いている状態。
だから、少しの刺激で
感情が大きく動きやすくなります。
ジェットコースターのように揺れるのは、
壊れているサインではなく、
たくさんのことを抱えている証拠なのかもしれません。
「安定しなきゃ」という思い込み
感情が揺れると、
私たちはつい思ってしまいます。
「もっと落ち着かなきゃ」
「こんなことで疲れるなんて」
でも、
常に安定している感情なんて、
本当はどこにもありません。
ジェットコースター効果が教えてくれるのは、
感情は、上下しながら元に戻る力を持っているということ。
大切なのは、
揺れないことではなく、
戻ってこられること。
揺れる前提で暮らすという整え方
40代の整え方は、
感情を一定に保つことではなく、
「揺れる日もある」と
最初から想定しておくこと。
今日は気分が落ちる日。
今日は敏感な日。
そう決めつけるだけで、
心は少し楽になります。
ジェットコースターに乗るとき、
落ちると分かっているからこそ、
人は耐えられる。
感情も同じで、
「また上がる」と知っていれば、
揺れは怖くありません。
小さな暮らしのヒント
私が意識している、
ジェットコースター効果との付き合い方です。
① 感情が落ちた日は、分析しすぎない
② 今日は“回復日”と名付ける
③ 何も決めない時間をつくる
感情の揺れは、
修正すべきものではなく、
通過するもの。
そう捉えるだけで、
回復は早くなります。
感情は、回復する力を持っている
40代の心は、
若い頃より繊細だけれど、
同時に回復力も持っています。
揺れた分だけ、
静かな場所を求められるようになった。
それは、
自分を大切にする感覚が
育ってきた証拠なのだと思います。
感情がジェットコースターのように揺れる日も、
「今日はそういう日」と受け止める。
それだけで、
心はちゃんと、元の高さに戻ってきます。
暮らしを整えるとは、
感情を消すことではなく、
回復できると信じること。
それもまた、
40代からの私時間の、大切な整え方です。
