座って仕事をしていると、夕方には足元がしんと冷えている。40代になってから、そんな日が増えました。上半身はそれほど寒くないのに、足首から下だけが冷たい。ひざ掛けをしても、足首のあたりはどうしても隙間ができてしまいます。
そんな私が、もう9年も使い続けているのが、シルクの足首ウォーマーです。家ではベージュ、外では黒。今では、季節を問わず手放せないものになりました。この記事では、このウォーマーのどこが良いのか、どう使い分けているのか、そして足首を温める習慣についてお話しします。
※本記事は個人の体験と一般的な情報のご紹介です。冷えやむくみが強い、しびれや痛みがある、といった場合は、医療機関に相談してください。
9年使い続けている、シルクの足首ウォーマー
私が使っているのは、山忠の「温むすび」という、シルクの足首ウォーマーです。日本製で、二重構造になっています。足首からふくらはぎの下のあたりまでを覆う、短めのタイプです。
最初に手に取ったのは、9年前のことでした。それから何度か買い足して、今もずっと同じものを使っています。この9年で、値段は当時より700円ほど上がりました。それでも、ほかのものに替えようと思ったことは一度もありません。
黒を選べば、パンツの下で仕事にも使える
このウォーマーのいちばん良いところは、黒を選べば仕事にも使えることです。
足首ウォーマーやレッグウォーマーというと、家でくつろぐときのもの、という印象があるかもしれません。私もはじめはそう思っていました。でも、黒をパンツの下に履いてみると、外からはほとんどわかりません。座ったときに裾が少し上がっても、黒い靴下を履いているように見えるので、職場でも気になりません。
私の仕事は、座りっぱなしの時間が長いものです。じっと座っていると、足を動かすことが少なくなり、足元が冷えやすくなるといわれています。ひざ掛けだけでは足首まで届きませんが、ウォーマーを履いていると、足首のまわりがずっとほんのり温かい。夕方の足元の冷たさが、ずいぶん違います。
家ではベージュ、外では黒
今は、家で使うものと外で使うものを、色で分けています。家ではベージュ、外出するときや仕事のときは黒です。
ベージュはやわらかい印象で、部屋着にもなじみます。黒はパンツやタイツに合わせやすく、外で履いていても目立ちません。色で分けておくと、「今日はどれを履こう」と迷うこともなく、朝の支度もラクになりました。家の中でも外でも、同じウォーマーで足首を守れるのは、続けやすさの理由のひとつだと思います。
洗っても、へたらない
9年使ってきて実感しているのは、洗ってもへたらないことです。
足首ウォーマーは毎日のように使うものなので、洗濯の回数もどうしても多くなります。安いものを試したこともありましたが、何度か洗ううちに伸びてしまったり、ゆるくなってずり落ちたりしました。このウォーマーは、くり返し洗っても形がくずれにくく、足首にほどよくなじんだままです。
値段が上がっても買い続けているのは、このためです。すぐに買い替えるものより、長く使えるもののほうが、結局は気持ちよく使えます。少し良いものを選んで、長く使う。40代になってから大切にしている買い方が、この小さなウォーマーにも当てはまっていると感じます。
家族にも、贈っている
あまりに手放せないので、家族にもプレゼントしています。
足元の冷えは、年齢や性別に関係なく、悩んでいる人が多いものです。ちょっとしたお礼や季節の贈りものに、自分が9年使って良かったものを渡せるのは、うれしいことです。高すぎず、でも自分ではなかなか買わない。そんな、ちょうどいい贈りものになっています。
足首を温める、ということ
昔から、首、手首、足首の「3つの首」を温めると、体が冷えにくいといわれます。どれも皮膚のすぐ近くを血管が通っていて、外の空気の冷たさを受けやすい場所だからです。
中でも足首は、体の中でいちばん心臓から遠いところにあり、冷えを感じやすい場所です。座りっぱなしで足を動かさないでいると、さらに冷えやすくなります。足首を覆っておくだけで、足元全体がほんのり温かく感じられるのは、そのためかもしれません。
シルクは、湿気を吸ったり逃がしたりする性質があり、蒸れにくい素材とされています。肌ざわりもなめらかなので、長い時間履いていても気になりません。季節を問わず使えるのも、シルクの良いところだと思います。夏の冷房の効いた部屋でも、足首だけそっと温めておけます。
座りっぱなしの日に、足首と一緒にしていること
ウォーマーで温めるのと一緒に、座りっぱなしの日は、ときどき足を動かすようにしています。
座ったまま、かかとを上げ下げする。つま先を上げて、足首をゆっくり回す。1時間に一度くらい立ち上がって、少し歩く。どれも、職場でも目立たずにできることです。ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、動かすことで、足元から血液を押し戻す手助けをしてくれるといわれています。
私は20代の後半からピラティスを続けていて、下半身を動かす習慣が体にしみついています。それでも、座りっぱなしの日の足元は冷えます。温めることと、動かすこと。その両方があると、夕方の足元が軽く感じられます。
夜、お風呂上がりには、ラベンダーの香りのマッサージオイルで、足首からふくらはぎをやさしくさすっています。足首を手のひらで包むように温めてから、下から上へとゆっくり。オイルを使うと手がなめらかにすべって、力を入れなくても気持ちよくほぐれます。ラベンダーの香りで気持ちまでゆるみ、そのあと足元がぽかぽかしてくるのを感じます。冷えた一日の終わりの、ささやかなごほうびの時間です。
足首ウォーマーを選ぶときに、見ているところ
9年使ってきて、足首ウォーマーを選ぶときに大切だと思うことをまとめました。
| 見るところ | 理由 |
|---|---|
| 素材 | 肌に直接ふれるので、シルクなど肌ざわりがよく、蒸れにくいもの |
| 締めつけ | きつすぎると、かえって足首を締めつけてしまう。ほどよくなじむもの |
| 洗いやすさ | 毎日使うので、洗ってもへたらず、形がくずれにくいもの |
| 長さ | パンツの下に履くなら、裾から出にくい短めのもの |
| 色 | 仕事で使うなら黒、家ではベージュなど、場面で分ける |
いちばん大切なのは、毎日履きたくなるかどうかだと思います。どんなに良いものでも、履かなければ温まりません。
足元が温かいと、一日がやわらぐ
足首を温めるのは、とても小さなことです。でも、夕方の足元がひんやりしていないだけで、一日の疲れ方が違います。仕事に集中できて、家に帰ってからもほっとできる。
家ではベージュ、外では黒。9年前に選んだシルクの足首ウォーマーは、今では私の毎日に欠かせない相棒です。少し良いものを選んで、長く大切に使う。足元から、自分をいたわる習慣を始めてみませんか。
※本記事は個人の体験と一般的な情報のご紹介です。冷えやむくみが強い、足のしびれや痛みがある、片方の足だけがむくむ、といった場合は、医療機関に相談してください。シルクは洗濯表示を確認し、やさしく手洗いするか、洗濯ネットに入れて洗ってください。初めて使うマッサージオイルは、肌の目立たないところで試してから使ってください。
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