雑穀米を“因数分解”してわかった、40代の私が選ぶ整えるごはん

ナチュラルフード

14年、ずっと欠かさず続けている“定番”があります。

それは「大地を守る会」の【穀物満彩(穀物ブレンド)】という雑穀米。白米1合に大さじ1杯を混ぜて炊くだけで、12種類もの雑穀と古代米の栄養をまるごと味わえる、それが嬉しいポイントです。

雑穀米の正体は?私が選んだ構成

私がいつも食べている雑穀米には、以下のようなものが入っています。

◎ 発芽玄米

◎ 緑米・赤米・紫米(黒米)などの古代米

◎ 押し麦・胚芽押し麦

◎ あわ・きび・ひえ・たかきび

◎ 焼発芽玄米

◎ 発芽赤玄米

よく見ると、「玄米」「古代米」「麦類」「雑穀類」がバランスよく入っています。
これに加えて、最近ではアマランサスやキヌアといったスーパーフードを少しだけ足すのが、私のちいさなこだわりです。

雑穀米を因数分解してみると…

それぞれの雑穀には、それぞれの役割があります。

◎ 古代米(緑米・赤米・紫米など)
 色のあるお米には、ポリフェノールやアントシアニンが豊富。抗酸化作用があり、エイジングケアにも一役。見た目にも美しく、食べると心まで満たされる気持ちになります。

◎ 押し麦・胚芽押し麦
 食物繊維が豊富で、腸内環境を整える味方。お通じが気になるときに特に意識して摂るようにしています。

◎ あわ・きび・ひえ・たかきびなどの伝統雑穀
 鉄分やミネラルが豊富で、疲れやすい日や立ちくらみが気になる時には大きな力になってくれます。昔から日本人が食べてきた穀物の力に、40代になって改めて気づきました。

◎ 発芽玄米・焼発芽玄米
 白米より栄養価が高く、GABAという成分も含まれていて、リラックスにも効果があると言われています。白米のもっちり感も残しつつ、満足感をしっかりと届けてくれる一粒です。

もちもちの食感で、続けやすい

「雑穀米はパサつくから苦手…」という声も聞きますが、この「穀物満彩」は違います。もちもちとした食感で雑穀独特のにおいや硬さが少なく、むしろ噛むほど旨みが増し、自然と咀嚼の回数が深まる印象。食べるたび、満足感が静かに広がります。

毎日のごはんを“整える時間”にする

雑穀米を選ぶ理由は、「体にいいから」だけではありません。

◎ 白米にほんの少し混ぜるだけ

◎ 炊きあがりの湯気と香り

◎ 日差しの中で、やさしく彩るごはんの色

そのすべてが、「今日も自分を丁寧に整えられた」と感じる小さな喜びになります。

40代は“暮らしの土台を整える”時期

若い頃のようにエネルギーに頼るのではなく、じんわり心と体を支える暮らしが心地良く感じられるようになりました。

雑穀米は、主役ではないけれど、確かに日々を支えてくれる存在です。見た目も味わいも栄養も豊かなのに、心がじっくりほどけるようなやさしさがある。そんな存在を、これからも大切にしたいと思っています。

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