週末によく立ち寄るオーガニック食品店「こだわりや」。
でも昨日のことですが、少し疲れを感じながら迎えた月曜日の夕方に、ふと足が向かいました。
この日は、今夜は一人ごはんになるので、自分のためだけに用意するごはんをどうしようかと考えながら店内を歩いていたのです。
ふと目に入ったのは、「リアルフーズ」のヴィーガン玄米弁当。
しかも、うれしいことに“2割引き”のシール付き。
リアルフーズさんの商品は、以前に「有機米 雑穀野菜カレー」をいただいたことがあり、そのやさしい味わいが印象に残っていたので、今回の玄米弁当も安心して手に取ることができました。
料理をする気分ではないけれど、体にはやさしいものを食べたい─
そんなときにこそ、こういうお弁当がありがたい存在です。
有機玄米と無添加のおかず。心がほどける内容
リアルフーズのヴィーガン玄米弁当は、石川県産の有機玄米を、特製の鉄平釜でふっくらと炊き上げたごはんが主役。
この玄米が本当に美味しくて、ぷちぷちとした食感の中に自然な甘みがあり、噛めば噛むほど、体の内側にやさしさが広がるような感覚になります。
おかずは、もちろんすべて無添加・動物性食材不使用。
彩り豊かな煮物や豆のお惣菜が、丁寧に詰められていて、派手さはないけれど、じんわりと心に染みる味わい。
素材の味を生かし、塩分も控えめ。それでいて物足りなさは感じず、満足感のある一品一品でした。
作らない日の、自分へのごほうび時間
40代になってから、「作らない日」が、むしろ自分を整えるために必要な時間だと思うようになりました。
特に週の始まりは、気持ちが落ち着かず、頭も体もどこか張りつめてしまいがち。
そんな月曜日の夜に、誰かが心を込めて作ってくれたごはんをいただくという選択は、心を緩めるきっかけになります。
昨日の夜は、このお弁当をお皿に移し、
冷やしておいた和薄荷とジャーマンカモミールのブレンドハーブティと一緒に、
ゆったりとした時間を過ごしました。
キッチンに立たないことで生まれた静けさと余白が、思っていた以上に心地よくて、
「頑張らなくても大丈夫」と、やさしく背中を押してくれるような時間でした。
自分を大切にする“選択肢”として
リアルフーズのお弁当は、見た目こそとても素朴ですが、食べてみると信頼感と誠実さが詰まっているのが伝わってきます。
農薬の使用を減らした有機玄米、化学調味料も保存料も不使用。
炊飯もごはんの成型も、手間を惜しまず手作業で行われているという背景に、つくり手の姿勢が見える気がしました。
こうした選択肢があるだけで、「今日は自分を大切にする日」と思える。
40代の今、食べ物は単なる栄養補給ではなく、生き方や価値観の表れでもあるのだと感じます。
昨日出会った、リアルフーズのヴィーガン玄米弁当。
そのやさしい味と確かな品質に、からだも心も満たされた夜でした。
「作らない」という選択も、自分にとっては大切なセルフケア。
忙しさに流されず、こうして立ち止まる時間が、私にとっての“整える”ひとときになっています。
ひとり夜ご飯のときは、またこうしたお弁当の力を借りて、心と体をゆっくりリセットしようと思います。
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