在宅避難中の”お金”の備え|停電でATMが使えない日のために、今日から整えたいこと

①<防災>

「もしものとき、手元に現金はありますか?」

そう聞かれて、すぐに答えられる人は、意外と少ないかもしれません。

私自身、防災の備えを少しずつ整えてきた中で、食料や水、衛生用品には気を配ってきました。でも、ふとあるとき気づいたのです。「お金の備えって、どうしていたっけ?」と。

キャッシュレスが当たり前になった今だからこそ、災害時の”現金”について、一度立ち止まって考えてみたいと思います。

災害時、キャッシュレスは使えない

地震や台風などの大きな災害が起きたとき、最初に困ることのひとつが「電気が止まること」です。

停電が起きると、ATMは動きません。クレジットカードも、電子マネーも、QRコード決済も、すべてネットワークや電力に依存しているため、使えなくなる可能性があります。

東日本大震災のとき、被災地では「現金しか受け取れない」というお店が続出しました。物資を買いたくても、手元に現金がなくて困ったという声は、今も語り継がれています。

普段の生活でほとんど現金を使わない方ほど、このリスクに気づきにくいのが現実です。

手元にいくら用意しておけばいい?

では、どのくらいの現金を備えておけばよいのでしょうか。

防災の観点からは、最低3日分〜1週間分の生活費が目安とされています。食料・日用品の購入や交通費なども考えると、1人あたり1〜3万円程度を手元に置いておくと安心です。

2人暮らしであれば、3〜5万円ほどを目安にするとよいでしょう。

そして、意外と見落とされがちなのが「小銭」の重要性です。

災害直後は、お釣りが用意できないお店が増えます。自動販売機が動いていても、1,000円札しか使えないケースも。100円玉・10円玉を多めに含めた小銭を、ある程度まとめて準備しておくことが大切です。

現金はどこに、どうやって保管する?

現金の備えで悩むのが「どこに置くか」という問題です。

おすすめは、防災リュックの中に「緊急用の封筒」として入れておくこと。普段使いのお財布とは別に、”触らない現金”として確保しておくのがポイントです。

また、自宅と外出先の両方に分けて持つ考え方もあります。たとえば、自宅に2〜3万円、普段のバッグに数千円を常にキープしておくと、外出中に被災した場合にも対応しやすくなります。

保管場所を家族と共有しておくことも忘れずに。「もしものとき、お金はここにある」と、大切な人に伝えておくだけで、いざというときの行動がずっとスムーズになります。

防災リュック全体も、この機会に見直してみて

現金の備えを見直すついでに、防災リュックの中身全体も確認してみませんか。

私が最近改めて見直してよかったと感じているのが、防災士と消防士が監修した「あかまる防災」のセットです。

非常食・飲料水・救急用品・衛生グッズなど、いざというときに必要な44点がひとつにまとまっていて、「何を入れたらいいかわからない」という悩みをそのまま解決してくれます。中身をひとつひとつ揃える手間も省けるので、忙しい40代の暮らしにとても馴染みます。

現金を入れる「緊急用封筒」も、このリュックと一緒に管理するのがおすすめです。

【防災士&消防士監修】44点セット あかまる防災はこちら

通帳・証書類のデジタル管理も一緒に見直して

現金の備えと同時に、見直しておきたいのが「重要書類の管理」です。

通帳・印鑑・保険証券・権利証などは、災害時に失うと手続きが非常に大変になります。スマートフォンで写真を撮ってクラウドに保存しておくだけで、いざというときの証明として活用できます。

完璧に揃えようとしなくていいのです。「とりあえず通帳と保険証のページだけ撮っておこう」という小さな一歩が、暮らしの安心につながります。

お金の備えは、暮らしの自信になる

防災というと、どうしても「食料」や「水」に目が向きがちです。でも、お金の備えも、暮らしを守るための大切な一部です。

現金を手元に置いておくこと、小銭を意識して用意すること、大切な書類をデジタルで残しておくこと。どれも、特別なことではありません。

今日、少しだけ財布の中を見直して、「いざというときの自分」を想像してみてください。

備えることは、不安を育てることではなく、自分を信頼すること。

小さな準備が積み重なるたびに、暮らしへの自信が静かに育っていく。そんな感覚を、ぜひあなたにも感じてほしいと思います。

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