40代になって気づいた、「回復の遅さ」
40代に入ってから、
疲れ方が変わったと感じることが増えました。
一晩眠れば戻っていたはずの疲れが、
数日、体の奥に残っているような感覚。
大きな不調ではないけれど、
「回復に、時間がかかる」。
そんなときに心地よく感じたのが、
硫酸塩泉のやわらかな湯でした。
Jウェルネスが教えてくれる“治さない回復”
日本の温泉文化は、
今「Jウェルネス(Japanese Wellness)」として
海外からも注目されています。
不調を力で押し戻すのではなく、
体が本来持つ回復力を、
静かに後押しする。
硫酸塩泉は、
まさにその考え方を体現した泉質だと感じます。
硫酸塩泉とは?— 肌と血流を支える「修復の湯」
硫酸塩泉は、
硫酸イオンを主成分とする温泉です。
この成分には、
・皮膚の修復を助ける
・血流を促し、むくみを和らげる
・高血圧や動脈硬化の予防に役立つ
といった作用があるとされています。
古くから「傷の湯」「治療の湯」と呼ばれてきたのも、
肌や血管をいたわる性質があったから。
40代の体にとっては、
攻めのケアではなく、
“戻すための湯”として、とても理にかなっています。
科学の視点から見る、硫酸塩泉と血流・血管
硫酸塩泉は、
末梢血管を拡張し、血流を改善することで知られています。
血流が整うと、
・冷えやむくみの緩和
・筋肉のこわばりの軽減
・疲労物質の排出促進
といった変化が起こりやすくなります。
40代になると、
血管のしなやかさは少しずつ低下します。
だからこそ、
体に負担をかけずに巡りを助ける硫酸塩泉は、
今の年代にちょうどいい存在なのだと思います。
40代が感じやすい、硫酸塩泉の整いポイント
私が感じた硫酸塩泉の印象は、とても静かでした。
・入浴後、肌がひりつかず落ち着いている
・体の芯がじんわり温かい
・翌日、体が重くならない
・「治そう」としなくても、楽になっている
劇的な変化はないけれど、
確実に、回復に向かっている感覚。
それが、40代の体には心地よく響きました。
じんわり、時間をかけて戻っていく感覚
硫酸塩泉は、
入った瞬間にインパクトのある湯ではありません。
でも、
湯から上がったあと、
時間が経つほどに違いがわかります。
焦らず、比べず、
体が自分のペースを取り戻していく。
そんな「余白」をくれる湯です。
代表的な硫酸塩泉
・草津温泉(群馬)
・別府温泉(大分)
・蔵王温泉(山形)
どの温泉地も、
湯の力強さの奥に、
深い回復力を秘めています。
40代の体に必要なのは、「急がない回復」
40代からのケアは、
効かせることよりも、
続くこと・戻れることが大切。
硫酸塩泉は、
体を修復し、巡りを整えながら、
「大丈夫な状態」へと、静かに導いてくれます。
頑張りすぎない回復。
それもまた、
40代からの私時間と心地よい暮らしの一部なのだと感じています。
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